私が六本木アカデミーヒルズをおすすめする4つの理由

公開日: : 最終更新日:2014/01/05 起業・ベンチャー

アカデミーヒルズ解約

六本木ヒルズ

社会人としては、少しお恥ずかしい話ですが、先日まで事務所を持たず、”ノマドワーカー”として仕事をしていました。ライター業はPCがあればできる仕事。取材が終わった直後に、その場で別の原稿を書くこともあり、場所を選ばず作業をしていました。

起業して大きな問題になるのが、固定費です。
特に事務所家賃は、直接的に売上を生むわけではないので、起業当初はなかなかコストをかけづらいところです。私も最初は自宅やスターバックスなどのカフェで仕事していましたが、やはり集中できる場所がほしい。
そこで、昨年から一年余り、六本木ヒルズの49Fにあるアカデミーヒルズをワークスペースとして利用しました。

六本木アカデミーヒルズは非常に快適で、作業効率も大きく向上しましたが、この12月から、事業拡大に伴い、四谷に事務所を借りることになったので、残念ながらアカデミーヒルズは解約することにしました。

今回は、お世話になった意味も込めて、六本木アカデミーヒルズの利点を紹介したいと思います。

 

六本木アカデミーヒルズ 4つの利点

六本木ヒルズ 49F

私が気に入っていた、六本木アカデミーヒルズの利点は次の4つです。

  1. 月額使用料の安さ
  2. 六本木ヒルズ49Fという環境
  3. 用途別にスペースがある快適空間
  4. 様々な無料セミナー

 

六本木アカデミーヒルズ

順を追って説明しましょう。

1.月額使用料の安さ

六本木アカデミーヒルズの使用料は、月会費9,450円(※入会金10,500円)。
六本木という一等地であることを考えても破格の安さだと思います。これで施設使用料に加え、Wi-Fiや電源も無料で使用可能です。自前の事務所であれば当然かかるであろう、光熱費やゴミの処理などにもお金はかかりません。

 

2.六本木ヒルズ49Fという環境

2013121911

なんといっても49Fの眺望は最高です。
23区内では、これほど高いところは、東京スカイツリーくらいしかないでしょう。仕事するのも気分が良いです。

また、六本木という地理的なメリットも指摘しておきたいところ。富裕層や外国人の多い六本木は、良くも悪くも独特のエネルギーがあります。頻繁に変化があり、品のいい飲食店も数多い。常に華やかな空気があります。
事業家として、そうした空気に触れるのは良い刺激になるのではないかと感じます。

2013121912 のコピー

夜もこんな感じで、なかなか趣があります。

 

3.用途別にスペースがある快適空間

2013121914

アカデミーヒルズは、自習室のようなマイライブラリー・ゾーンと雑談や電話が可能なライブラリーカフェがあります。集中して原稿を書きたいときは前者に。電話取材や打ち合わせなどは後者を使います。一日1000円払うと、ゲストも入館可能です(平日のみ)。

 

4.様々な無料セミナー

これはかなりお得なのですが、著名な事業家、文化人の方々のセミナーの多くが、会員には無料で公開されています。受講料を払って濃密に学習する六本木スクールというものもあります。

私は、美魔女マーケティングで知られる山本由樹さんのイベントに参加したり、非常にタメになりました。

 

アカデミーヒルズの弱点を強いてあげると

六本木ヒルズ メトロハット

非常に快適でなんの不満もない六本木アカデミーヒルズ。
私のノマド時代を支えてもらって感謝しかないですが、しいてあげるとするなら以下の様な欠点もありました。これはそのまま私が事務所を借りた理由でもあります。

  1. 駅からの遠さ・49Fの高さ
  2. コンスタントに適切な環境が得られない
  3. トイレを掃除するのが若い女性

 

1.駅からの遠さ・49Fの高さ

大江戸線六本木駅は日本で一番深いところにある地下鉄駅なのだそうです。
とにかく深い。下りるのも上がるのも一苦労です。
やっと登って地上に出たら、そこから六本木ヒルズまで数百メートル歩き、それからエレベーターで49Fまであがります。これが毎度だと結構大変。

飲み物を買うのも49Fから1Fまで降りて、コンビニまでいくのです。ちょっとへこたれそうになります。

2.コンスタントに適切な環境が得られない

これは、長所としてあげたところでもあるのですが、自習スペースはとても静かで、本のページをめくる音やPCを叩く音も気になります。電話はもちろんですが、着信やバイブが鳴るのももってのほか。慌てて音を止めないといけません。

一方、ライブラリーカフェは雑談自由。
途中で電話などをできるのは都合が良いのですが、他の人のミーティングが気になることも少なくないです。大声でSkypeミーティングしてる人もいます(笑)
両極端というと大げさですが、落ち着いて原稿がかけて、しかも電話もできるくらいの落ち着いた環境がほしいなと。

あと、困るのが席がないことがあることです。
完全に座るところがないことは、まずないのですが、すわり心地が良くて、仕事環境の良い席はいつも埋まっていたりします。

3.トイレを掃除するのが若い女性

トイレ掃除は年配の方が多いものですが、アカデミーヒルズはいつも若い女性が掃除に来られます。無論、男性トイレもです。変な話、用を足している後ろで、女性が掃除されることもしばしばで、これは大変緊張します、いや本当に。
向こうも見たくないと思いますが、こちらとしても結構、緊張するのです。

 

起業の原点だった六本木

けやき坂イルミネーション2013

2005年にはじめて独立して、アーリーバードゴルフという会社を作った時、最初の事務所は西麻布でした。それ以来、六本木・麻布エリアで仕事を続け、この辺りには思い出が沢山詰まっています。
甘さのない大人の街で、私自身も大いに鍛えられました。

毎年、けやき坂のイルミネーションを見るのが楽しみでした。
来年からは、食事に来たいと思います。

というわけで、六本木アカデミーヒルズはおすすめです。
フリーでワークスペースを探している方は検討する価値ありでしょう。

参考までに、最近の夜の六本木ヒルズの写真を載せておきます。
六本木から見た東京タワー

六本木ヒルズ

けやき坂2013

六本木ヒルズ ママン

2013121913

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