【初心者入門編】そもそもWordPress(ワードプレス)ってなに?

「ワードプレスってなに?」

 

Wordpress ロゴ

メディアライトで提案しているオウンドメディア運営は、自社のサイトをメディア化して情報発信する、WEBプロモーションの試みです。

オウンドメディア自体が耳慣れない言葉ということもあり、事業の内容を説明させていただくのですが、「自社のサイトにCMSを設置して情報発信しましょう」「CMSはWordPressがいいですよ」といった話をすると、多くの方に聞かれるのが、

ワードプレスって、なに?

ということです。面白いもので、すでにWordpressを用いたサイトを運用されている企業の方でも聞かれることも少なくないのです。確かにOSでもWEBサービスでもないわけで、わかりにくい存在なのかもしれません。
そこで、改めてWordPressとは、そもそも何なのか?ということ説明したいと思います。

IT関連が苦手な方にも読めば、「ああ、ワードプレスね」と納得いただけるような内容です(笑)。

 

自由度の高いブログソフトウェア

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WordPressは、オープンソースのブログソフトです。
2003年にリリースされて以来、アップデートを繰り返し、近年はブログにとどまらずサイト全体を構築するツールとして活用されています。

ブログは、アメブロやライブドアブログなどのブログサービスがあるのでおなじみです。ブログが流行しはじめた2004〜2005年ごろは、ブログのことを「ネットで書く日記」として紹介されることが多かったものです。日記だけになかなか続かず、いつのまにかやめてしまった方も多いのではないでしょうか。

WordPressもそうしたブログサービスと同じ機能を持っているのですが、ブログ記事(コンテンツ)を書いて、更新し続けるという行為が、サイト製作・運営に非常に都合が良かったこともあり、現在はサイト制作全般で活用されているのです。

というのも、それまでのWEBサイト作成は、HTMLファイルやそれらを保存するディレクトリ構造、本番環境にアップするFTPなどの知識が不可欠だったのですが、WordPressを使えば、ブログを更新するように、WEBの技術的な知識はさほどなくても、サイトの製作や更新が容易に行えるためです。

現在、新しく生まれるWEBサイトの3割がWordPressによって作られているといいます。サイト製作者にとっても、簡単な更新などはクライアントやサイト運営者自身で行えるので、サイトをWordPressで制作するのはメリットがあったのです。

WordPressのように、WEBサイトのコンテンツを管理し配信するしくみをCMS(コンテンツマネージメントシステム)と呼びます。現在のWEBサイトの大半は、なんらかのCMSを導入しています。

 

WordPressのメリットとは?

 

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WordPressの開発者の一人、Matt Mullenwegは、Facebookの創始者、マーク・ザッカーバーグと同い年の1984年生まれ。WordPress同様に、現在も定番のCMSと言えるシックス・アパートのMovable Typeを使って出てきた不満を解消するために開発したといいます。

ちなみに昨年、2013年はWordPress10周年で、各地で記念イベントが行われました。

 

 

WordPressを使用するメリットには次のようなものがあります。順番に説明しましょう。

  1. 検索エンジンとの親和性が高く、SEO効果が高い
  2. 独自ドメインでの運用が容易で、サイトが資産になる
  3. カスタマイズ性に優れ、自由度が高い
  4. 豊富なプラグイン
  5. サイト管理がしやすい

 

1. 検索エンジンとの親和性が高く、SEO効果が高い

WordPressのメリットはこれに尽きると言ってもよいほどの重要な点です。ウェブ標準に準拠し、ディレクトリ構造が検索エンジンとの親和性が高いといわれているWordPressは、使うだけでSEO効果が高まるといわれています。

Googleのウェブスパムチームの責任者で検索の品質管理を担当するMatt Cuttsが自身のブログにWordPressを採用しているほどです。

メディアライトでは、WordPressを推奨していますが、Movable Typeの運用も行っております。コンテンツが異なるので単純な比較は難しいのですが、体感ではWordPressで構築したサイトのほうが検索上位になりやすい傾向があるように思います。

 

2. 独自ドメインでの運用が容易で、サイトが資産になる

次回の記事で詳しく説明したいと思いますが、WordPressは独自に取得したドメインでサイトを構築することが容易にできます。ブログだけでもOKですし、サイト全体をWordPressで構築し、その中にブログを設置することも可能です。

自前の独自ドメインのブログで、記事更新を多く行えば、サイトのコンテンツが増え、アクセスも向上する可能性が高まります。アクセスが増えたり被リンクが増えると、サイトのパワーが向上します。平たく言うと、書けば書くほど自前のドメインの力があがり、それが資産=サイト価値になるわけです。

例えば、アメブロであれば、基本的に、http://ameblo.jp/のURLの下にブログが設置されます。その場合は、記事を書いても書いても、アクセスを集めても集めてもアメーバの資産になるのです。
この差は決定的で、ビジネス目的のサイトでは、アメブロやその他のブログサービスを使用するのは避けるべきでしょう。

 

3. カスタマイズ性に優れ、自由度が高い

アメブロに代表されるブログサービスは、無料で使用できる反面、広告が入ったり、芸能人のブログへのリンクが入ったりします。この箇所を変えたいな、場所を移動したいなと思っても出来ることとできないことがあります。

しかし、WordPressであれば、大抵のことはできます。様々なスタイルのWEBサイトに対応でき、現在は、その自由度の高さから、WEBサービスやECサイトでも積極的に使われています。

 

4. 豊富なプラグイン

プラグインとは、WordPressでの機能を拡張するための外部プログラムで、WordPressの管理画面から簡単にインストール可能です。

WordPressはオープンソースなので、様々な開発者が便利なプラグインを開発しリリースしています。それらの多くを無償で使用することができます。

WordPressのプログラム自体はシンプルな設計を維持して、さまざまな機能はユーザーのニーズに合わせて、プラグインを活用するというスタイルです。

また、サイトの外観を決定するブログテーマも数多くリリースされていて、好みのものを選択する事ができます。

 

5. サイト管理がしやすい

ブログ登場以前のホームページでは、更新のたびにHTMLを書き換える必要がありました。”NEW”という点滅するボタンを更新毎に貼り付けていた方も多いのではないでしょうか。

WordPressのようなCMSを使えば、その負担はずいぶん軽減されます。

そして、非常に重要な点が「Google Analytics」のような解析ツールを導入することが簡単であること。というのも、既存のブログサービスやサーバーのアクセスログでは、精度の高い数字が出ない場合があるためです。

現在は、「Google Analytics」がアクセス解析の主流で、他のサイトとの比較も行いやすい、いわばWEBサイトの共通言語です。サイト運用前に設置しておきたいところです。

導入は簡単で、それ用のプラグインもリリースされています。

 

まとめ

WordPressは、狭義にはブログ作成ツールですが、現在はWEBサイト全体を構築するソフトウェアとして、利用されています。

検索に強く、コンテンツ更新が簡単にでき、カスタマイズの自由度も高いことから、多くのWEBサイトがWordPressを用いて製作されています。

次回の記事では、WordPressの欠点を指摘しつつ、WordPressを用いた、個人ブランディングの提案をしてみたいと思います。

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